鈴和商店 無くてはならない存在に~利他の精神~鈴木昌幸社長
とらや 和菓子の魅力、経営理念「おいしい和菓子を喜んで召し上がっていただく」
森山一幸取締役 生産部資材課 大沢智之課長
食と栄養の実践演習科目で、「和菓子の魅力を学ぶ」ことを目的とした授業を行いました。
鈴和商店鈴木社長に、鈴和商店の、とらやとの契約につながった経営方針「利他の精神」についてご講義いただきました。とらやと契約した白小豆の最初の2年間は収穫ゼロ、秋田生産スタイルの方法を試行錯誤し現在に至っているという興味深い内容でした。
森山取締役による生菓子「沢辺の螢」のデモンストレーション後、学生2人も参加し、生菓子を作るコツ、原材料の使い分け、手技を学びました。大沢課長からは「とらやについて」500年の歴史、経営理念、秋田県での白小豆の作付面積が2016年開始時期40アールから2025年は50倍まで伸びている事などをご講義いただきました。
学生からはたくさんの質問があげられました。一例をご紹介すると
質問:どうしてあんこがあんなにおいしいのか?
答: 原材料、製法ともにこだわっているから。
質問:年齢別に人気和菓子について知りたい。
答:全年齢層において羊羹は人気である。若い方も自分用というより贈答用で購入される方が多い。
質問:和菓子を作るうえで大事にしていることは?
答:一つひとつに思いを込める。1000個作ると1000人のお客様がいらっしゃり、召し上がるのは一つ。
最後に実演した生菓子を全員でいただきました。
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鈴和商店 鈴木社長 | 大沢課長 | 森山取締役と大沢課長 |
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生菓子実演・学生も参加 | 生菓子 |
【本記事に関する連絡先】
生活文化科健康栄養専攻 伊藤 雅子
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