校長室の窓から

2026年2月6日 学びを照らす光 —次の一歩を迎える準備 —

一階体育館のLED照明設置工事が無事に終了し、点灯の瞬間を迎えました。
これまでの蛍光灯とは異なる、あたたかく、力強い光が、体育館全体を明るく包み込んでいます。

長年体育館を照らしてきた蛍光灯の光
LEDの明りで空間全体が見違えるように

この光のもとで、これからも多くの学びと出会いが生まれることでしょう。

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この授業は、「つくること」を通して、自分のからだ・暮らし・環境との関わりを見つめ直す学びを大切にしています。

今回は、バレンタインデーを前にヘルシーで高たんぱくなガトーショコラづくりに挑戦しました。

調理室では、生徒たちが自然に役割を分担し、手順を確認し合いながら、テンポよく作業を進めていきます。

ボウルとハンドミキサーを慣れた手つきで扱う姿、
仲間と相談しながら段取りを整える姿。
「生活を自ら創る」学びの確かな姿が見受けられます。

 留学生のレベカさんも、日本語でやり取りしながら、一つひとつの工程に真剣に向き合っていました。

今回のガトーショコラでは、豆腐(たんぱく質)マヨネーズ(バターの代替)を使用しました。

材料を加える一瞬一瞬にも、「なぜ、この材料を使うのか」という問いが込められています。

おいしさだけでなく、誰かを思い、からだへのやさしさを考える――
それもまた、ライフクリエーションの大切な視点です。

豆腐を加える瞬間
マヨネーズを加える瞬間

生地の変化を感じ取りながら丁寧に混ぜ合わせます。

ディズニーキャラクターのカラフルなシリコン型も。形や色を選ぶ時間にも楽しさと工夫が広がります。

オーブンで焼いている時間も、決して無駄にはしません。

生徒たちは家庭から、野菜や果物の皮などの食品廃材を持ち寄り、
染め物用の天然染料の抽出液を作りました。

今回多かったのは、みかんの皮。
そのほかにも、紫キャベツ、アボカドなど、
素材ごとの色の違いを楽しみながら作業が進められました。

抽出した液は、染色実習の日まで、冷凍庫で大切に保管します。

みかんの皮から色を引き出します
鮮やかな色は紫キャベツです
アボカドの皮や種も立派な染料に
豆乳に浸して煮る木綿布

染色に用いる木綿布は、事前に豆乳に浸して煮る下処理を行いました。
これは、布にタンパク質を含ませ、植物染料がより美しく定着するための大切な工程です。

そして・・・いよいよ焼き上がったガトーショコラを、オーブンから取り出し、型から丁寧に外して、試食室へ。

同じ材料、同じ分量、同じレシピ。
それでも、色も、香りも、食感も、班ごとに異なります。

「ふわっとしている」
「しっとりしている」

その違いに疑問をもちながら、生徒たちは自然に問いを持ち始めます。

同じ条件でも、結果は一つとは限りません。
その多様さこそが暮らしの面白さであり、人の営みの豊かさなのだと、学ぶ時間となりました。

私も試食をさせていただきましたが、心まで温かくなるおいしさでした。ごちそうさまでした。

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明日行われる本校の入学試験(専願・併願一般入試)に向け、
今日は全校生徒が協力して、会場準備を行いました。

机と椅子だけが整然と並ぶ教室、廊下に設置された案内表示、試験場前に立てられた看板――
どれもが、新しい出会いを迎えるための大切な準備です。

明日この場所に集う中学生の皆さん一人ひとりが、安心して力を発揮できますように。
新しい歩みの始まりを、心を込めてお迎えいたします。

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