校長室の窓から

2025年12月12日  静かに灯る光を胸に~ クリスマス会前日の校内から~

毎年、地域の皆さまをお迎えして行っている校内クリスマス会。
その前日は、授業を行わず、学校全体が「迎えるための準備」に心を合わせる一日となります。

明日、中央スペースに幼子イエスさまをお迎えします。

QAルーム前の一角。創立時代を生きた方々の写真や肖像画が見守るその場所に、今年も聖母会の皆さんが心を込めて飾ってくださった馬小屋が置かれています。117年の歩みと今日の私たちを、そっと結び直してくれる祈りの場です。

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生徒玄関には、各クラスで制作したクリスマスリースが一堂に展示されています。

色づかいも、形も、込められた思いもさまざま。一つひとつのリースが、「このクラスらしさ」を語りかけてくれます。

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教室では、紙で作るクリスマスのタペストリーの制作が行われました。

笑い声が響く和やかな時間。一方で、細かな作業に黙々と集中する真剣な表情もありました。

完成したタペストリーは、本校を訪れてくださる地域の方々へ、また近隣の福祉施設などにお届けする予定です。「誰かを思い浮かべながら手を動かす」――その時間そのものが、すでに大切な贈り物です。

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体育館では、み言葉の祭儀の会場づくり。今年は、1年看護医療コースの生徒たちが担当しました。冷え込む体育館の中、先生方や技能員の皆さんと力を合わせながら、和気あいあいと装飾を進める姿。互いに声を掛け合いながら、心をこめて一つの祈りの空間を形づくっていく姿に、聖霊学園が大切にしている学びの姿が息づいていることを感じました。

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全校の合唱練習に先立ち、講堂では3年生の学年練習が行われました。1年ぶりに歌う「ハレルヤ・コーラス」。音楽科の先生方とともに、懐かしさに包まれながら声を重ねる時間は、3年間積み重ねてきた学校生活そのものを、音にして確かめ合うひとときのようでした。

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クリスマスコンサート会場となる講堂棟の装飾は、3年生が担当。白い紙で作った雪の結晶が、窓ガラスに一つひとつ貼られていきました。外では雪がちらつき、街並みはうっすらと雪化粧。窓越しの風景と装飾が溶け合い、内と外、日常とクリスマスが静かにつながる美しい光景が生まれていました。

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一日の終わり、生徒玄関に立つクリスマスツリー。下校する生徒たちの心を温めてくれます。

全校生徒・教職員の手と心が重なって準備されたこの一日。クリスマスの喜びを単なる「行事」ではなく、「生きた体験」として私たちに届けてくれています。明日、本校にお迎えする地域の皆さまの心にも、あたたかな光が灯されますように。

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