2025年12月13日 クリスマスの喜びをともに〜地域とともに祝うクリスマス会〜

正門をくぐると、正面玄関の上には、イルミネーション点灯式に合わせて2年生が制作した大きなリース。
玄関を入ると、全クラスの手作りリースがずらりと並び、訪れた地域の皆さまを温かく迎えていました。

第1部 みことばの祭儀
体育館は、静かな闇に包まれ、アドベントクランツのろうそくの光が灯ります。
厳かな空気の中に、「大切な時間を共につくっている」という一体感が感じられました。



進行や朗読、演奏や照明など役割を担う生徒たちは、落ち着いた表情で自分の役割に向き合います。照明、音、動き――そのすべてが重なり合い、会場全体が祈りの空間へと整えられていきます。




スポットライトに照らされた朗読台からは、旧約聖書「創世記」天地創造の冒頭部分、続いて「エレミヤの預言」33章の朗読。救い主の到来を待ち望んだイスラエルの人々の祈りに、会場全体が静かに心を寄せました。
緞帳の陰から、合唱部によるグレゴリオ聖歌「Rorate coeli(天よ露をしたたらせ)」が聞こえてきました。この歌声によって新しい時代の始まりが告げられると、新約聖書の朗読です。ルカによる福音書「イエスの誕生の予告」は3人の朗読劇で。続いて「イエスの誕生」が朗読されると、イエス様を抱いた神父様とマリア様、天使たちが、聖歌「しずけき」の歌声に合わせて入場します。
暗闇が次第に明るさへと変わり、体育館いっぱいに光が広がります。緞帳が上がったステージには美しい星空と馬小屋が姿を現しました。




カトリック秋田教会の 飯野耕太郎神父様によるルカによる福音書「羊飼いと天使」の朗読と、クリスマスメッセージに続いて、この世界に平和と希望が満ちるよう願って、全員で「賛美の祈り」を捧げました。



光の奉献では、合唱部の清らかな歌声が流れる中、各クラス代表が神父様からろうそくの光を受け取り、幼子イエス様に捧げました。



続いて、全校を代表して友愛委員長が贈り物の奉献を行いました。
世界各地で続く紛争の中で苦しむ子どもたちのために、全校生徒と教職員の思いが込められた献金が捧げられました。
各学年と教職員の代表による共同祈願では、光の子として歩む私たち一人ひとりが、このクリスマスに大切にしたい希望と平和への願いに、心を合わせました。



フィナーレは、聖歌「諸人こぞりて」と「ハレルヤコーラス」の全校合唱。
美しいハーモニーが体育館いっぱいに広がり、高校生活最後の「ハレルヤ」を歌い切った3年生の晴れやかな姿が、ひときわ印象的でした。


地域の皆さまから大きく温かな拍手が送られ、みことばの祭儀は深い余韻のうちに結ばれました。
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第2部 クリスマスコンサート

祈りの余韻を胸に、会場は講堂へ。
ロビーには、あたたかいお茶でひと息つけるコーナーが設けられ、来場された皆さまがゆったりと語らう姿が見られました。



生徒会長のあいさつに続き、オープニングは合唱部による楽しいステージ。
笑顔いっぱい、振り付けを交えながら歌う姿に、会場も一気に和やかな空気に包まれました。





続いて、3年生選択授業「音楽発展」の生徒たちの発表。
作曲を学ぶ秋元咲輝さんのピアノソロ、
そして「第79回全日本学生音楽コンクール全国大会」で第1位に輝いた鈴木彩花さんの圧巻の歌声。
さらに、テレビ番組にも出演経験のある伊藤香舞輝さんのヴァイオリン独奏。
いずれも音楽大学への進学が決まっている生徒たちです。



ハンドベル部の演奏では、クリスマスにぴったりの澄んだ音色が講堂に広がり、初めて耳にする方々からも喜びの声が聞かれました。




最後は室内楽部。3人の留学生も加わり、弦楽器を始めて間もない生徒たちが、大きなステージを楽しんで演奏する姿が印象的でした。成長した姿に、温かな拍手が送られました。



フィナーレは、出演者全員と、生徒会スタッフも一緒になって演奏する「しずけき」。
あたたかな喜びに包まれてコンサートは幕を閉じました。



音楽を通して、地域の皆さまとともに、クリスマスの喜びをたっぷりと味わった一日。
ご来場くださった皆さまに心より感謝いたします。

クリスマス・イブまで、あと12日。どうぞ心温まる、すてきなクリスマスをお迎えください。メリークリスマス!





