2025年11月12日 探究と祈りの秋 ― 探究中間発表・看護医療出張講義・ちどり会追悼会
今日は、学びと祈りが響き合う3つの行事を紹介します。
①2年生「総合的な探究の時間」中間発表
2年生は、これまでの探究活動を振り返り、各グループが現時点での成果と課題を整理して発表しました。発表を通して、他のグループや専門家の視点から助言をいただくことで、今後の探究をより深めていくことを目的としています。
関連のある分野ごとに8つの会場に分かれ、外部講師の皆さまと本校教員がそれぞれのグループの発表を聞き、温かくも的確なアドバイスをくださいました。


秋田銀行地域価値共創部 三浦 怜 様



聖霊短大 熊谷 昌則 様



生徒たちは、互いの発表に耳を傾け、真剣な眼差しでメモを取り、良い点を認め合いながら改善のヒントや新たな視点を交わし合っていました。感想や質問、助言を気軽に伝え合う姿は、「共に学び合う」前向きな学びの環境を生み出しています。どのグループも、次のステップへと続く具体的な課題を見出したことでしょう。学年末の発表が楽しみです。
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②看護医療コース出張講義
看護医療コースの全学年を対象に、秋田大学大学院医学系研究科の藤田智恵先生をお迎えし、「保健師の仕事と使命」についてご講話をいただきました。保健師の役割や求められる資質、そしてその道に進むための学びについて、具体的な体験を交えながらお話しくださいました。

生徒たちは、将来の進路を見つめる貴重な機会として、熱心に耳を傾けていました。
将来、地域の医療を支える若者たちが、誰かのために愛をもって奉仕する人として成長してほしい――そんな願いが、静かに心に響く時間となりました。
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③ちどり会(同窓会)シスターピア追悼会
昨日は、ちどり会の皆さまが集い、シスターピアをはじめとする亡くなられた方々を思い起こす追悼会が行われました。
約30名が聖堂でみ言葉の祭儀を捧げた後、同窓会室で昼食を囲み、思い出を分かち合いながら心温まるひとときを過ごしました。



シスターピアのご命日にあたる11月17日を前に、コロナ禍で中断していたこの集いが再開できたことに、皆が深い喜びを感じていました。創立117周年の恵みに感謝しつつ、聖霊学園の歴史と絆を改めて確かめ合う時間となりました。
探究や看護医療の学びも、祈りの集いも、“神様からいただいたいのちをより豊かに生きる”という一点でつながっています。晩秋の聖霊キャンパスに、静かな感謝と希望の光が広がりました。





