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2025年10月23日 調和を奏でる季節 ~合唱コンクールに向けて~
校長室の窓から見えるヒマラヤスギ――私はこの木を「三位一体の木」と呼んでいます。
根元から一本の幹がまっすぐ天へと伸び、途中で三つに分かれながらも、再び光に向かって伸びていく姿。
冷たい空気の中、秋の朝日を浴びて凛と輝くその姿に、どんなに時が流れても、ひとつの命から生まれる「つながりの力」を感じます。



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先日の1年生学年朝礼では、学年リーダーの続隆仁先生が「あかりの日」にちなみ、発明王エジソンの言葉を紹介してくださいました。
「私は一度も失敗したことがない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ。」
失敗を恐れず、挑戦を続ける姿勢。
そして、友人との意見の違いや衝突を「成長のチャンス」として受けとめること。
続先生は、「感情に流されず、まず一呼吸おくこと」「相手の立場に立って聴くことの大切さ」を語ってくださいました。
その姿勢こそが、“和”をつくり出す力であり、クラスの絆を深める第一歩です。
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1回目の総括テストを終え、1年生はいま、11月20日の校内合唱コンクールに向けて練習の真っ最中です。
課題曲の《ハレルヤコーラス》は、すでに3パート合わせて最後まで歌えるようになり、校内には、明るく伸びやかな歌声が響いています。

自由曲のパート練習も順調に進んでいます。5階音楽室の窓の向こうには、白い雲の下にうっすらと鳥海山が姿を見せていました。



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秋色の花々に囲まれた穏やかな微笑みは、見る人の心を静かに包み、祈りへと導いてくれます。互いの違いを受け入れ、心を合わせて歌うこと――それはまさに「愛による調和」の体験です。ひとりひとりの心の中に、温かな光が灯りますように。





