2025年10月20日 秋の実りと創立記念に寄せて

週明けの月曜日、一気に気温が下がり、正面玄関前のベニヤマボウシもすっかり色づきました。季節の移ろいとともに、本校の歩みを静かに見守っているようです。
今朝の朝礼では、11月1日の創立記念日を迎えるにあたり、私から聖句の紹介をしました。
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。
人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、
その人は豊かに実を結ぶ。」ヨハネによる福音書15章15節
聖霊学園高校を一本のぶどうの木にたとえるなら・・・その“苗木”は117年前、創始者聖アーノルド・ヤンセン神父によって派遣された5人のシスターたちが秋田の地に植えたものです。その根には、神様への信頼と、教育への熱い使命が流れています。多くの卒業生、教職員、地域の方々の祈りと支えによって、枝は広がり続けました。
今、私たち一人ひとりがその枝の一本です。日々の学びや奉仕、思いやりの実践を通して、この木は世界と響き合いながら成長しています。創立記念日を迎える今、「これからどんな実を結びたいか」を心に描きながら、新しい時代の風を受けて歩みを進めていきたいと思います。👉全文はこの記事の最後をご覧ください。
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🏐 バレーボール部 春高予選で健闘!
10月17日(金)~19日(日)に由利本荘市のナイスアリーナで開催された「全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー) 秋田県代表決定戦」において、本校バレーボール部は準決勝で秋田北高校と対戦。白熱したラリーの応酬の末、惜しくも決勝進出はなりませんでしたが、コートいっぱいに広がる爽やかなプレーに、会場から大きな拍手が送られました。


応援に駆けつけてくれたOGたちの姿もありました。歴史を重ね、時代が変わっても、聖霊らしい清々しさとひたむきさは変わらないことを実感する大会となりました。
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🎶 あきた総文2026 合唱部門プレ大会に参加!
同じ週末の18日(土)・19日(日)は、大曲市民会館にて「あきた総文2026 合唱部門プレ大会」が開催されました。
1日目は声楽家・合唱指揮者の田中豊輝先生を講師に迎えてレッスンと交流会、
2日目は午前中のレッスンの続きの後、午後から各団体による演奏発表が行われました。
本校の生徒たちは、演奏者としてだけでなく、運営スタッフとしても大活躍。交流会での総合司会やプレゼン、クイズ、ショートコントまで――それぞれが自分の持ち場で精一杯に力を発揮しました。


会場には、あきた総文2026大会マスコットキャラクター「あきたぽ」も登場し、来年の本大会への期待がいっそう高まりました。他校・他団体とのつながり、開催地、大仙市の方々とのつながりを感じながら、「ともに創る」喜びを味わう貴重な2日間となりました。
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「わたしにつながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」。バレーボール部や合唱部の生徒たちの姿にも、神様がそれぞれのうちに実らせてくださっている“恵みの実”を見ることができます。
聖霊の木が、これからも若い枝を伸ばし、豊かな実りを結んでいくように。
感謝のうちに、今週も共に歩んでいきましょう。
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🕊️聖句の紹介ヨハネ15章5節「創立記念日2025」全文はこちらから





