校長室の窓から

2025年10月9日　 朝焼け空とハロウィンフェア ― 秋の彩りに包まれて

今朝の空は、息をのむほどの美しさでした。東の空いっぱいに広がったひつじ雲が、夜明けの光を受けて少しずつ色を変えていきます。

5時25分、ほんのりと紫がかった雲が空を覆い、
5時30分には淡いピンクが地平線から染み出すように広がり、
そして5時35分――空全体がまるでキャンバスのように、赤紫と白のグラデーションに包まれました。
そのわずか10分の間に、季節が移り変わる瞬間を見ているようでした。

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そんな美しい朝の始まりに続いて、今日の昼休みは、もう一つ別の“色とりどりの時間”。
　生徒たちが毎回心待ちにしている恒例イベント、パン販売が行われました。
　今回はハロウィンを前にした特別版――

「TRICK OR TREAT パン＆お弁当＆スイーツフェア」！

４時間目終了のチャイムが鳴ると同時に、生徒たちはお財布を手に、ヤンセンホールへと元気いっぱいに駆け出していきます。先生方の姿もちらほら混じっているのが、この行事の微笑ましいところです。

会場はハロウィンカラーのオレンジ色に照らされ、大型スクリーンには、かぼちゃのランタンがほほ笑む映像が映し出されていました。

焼き立てのパンや彩り豊かなお弁当、甘いスイーツの香りに包まれながら、友人とテーブルを囲んで笑顔でランチタイムを楽しむ生徒たちの姿は、見ているだけで心が温かくなります。

　季節は確かに進んでいます。
　朝の空に映る柔らかな光も、校内を包む笑い声も、
　どこか冬の始まりを予感させながら、後期の新しい日々を優しく照らしています。