校長室の窓から

2025年8月22日 言葉・スポーツ・音楽で広がる学びの輪

夏休み明け最初の週末を迎えます。今日の朝礼では来週の聖句が紹介されました。


「柔らかな応答は憤りを静め、傷つける言葉は怒りをあおる」箴言15章1節

3年B組の伊藤沙弥香さんが、自分の体験や考えを交えて、この聖句を丁寧に紹介してくださいました。怒りの感情の奥に隠れている悲しみや寂しさ、心配などを汲み取ろうとする姿勢の大切さ、そして「柔らかな応答」が人間関係を守ることにつながることを語ってくれました。

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秋田県モルック協会から2人の先生をお迎えし、ルールやコツを教えていただきました。

モルックは、木製の棒を投げて番号のついたピンを倒し、50点ぴったりを目指すゲームです。頭脳と体力、そしてチームワークが求められるスポーツとして、世界中で親しまれています。

生徒たちは初めての体験に大盛り上がり。プレーに熱中する生徒たち、本気で楽しむ先生方の姿も見られました。

モルック協会の先生方からは「集中力とチームの戦略が大事」というアドバイスもいただきました。

老若男女問わず楽しめるニュースポーツとして、日本でも人気が広がっています。2023年の調査では、モルックを体験したことのある国内の人口はおよそ165万人だそうです。

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昨日から新しく1年A組に仲間入りしたアメリカからの留学生・YAMAさんも一緒です。

ディズニー映画『アナと雪の女王』の舞台版の一部を鑑賞し、「とびら開けて」(”Love is an Open Door”)のデュエット曲を練習しました。今日は、全員がアナ役です。

アナになりきって歌う生徒、恥ずかしそうにしながらも挑戦する生徒、動作をつけて本格的に演じる生徒など、さまざまな姿が見られました。

YAMAさんも日本語で一生懸命歌い、わからないことはクラスメイトに尋ねながら、すっかりクラスの一員となって楽しんでいました。

「ライフスポーツ」と「音楽」の授業には、共通して「人と人との関わり」の大切さが表れていました。モルックでは仲間と協力し、声を掛け合いながらゲームを楽しみ、音楽の授業では、相手との掛け合いを意識して自分を表現する姿が見られました。

相手の言葉や表情の奥にある思いを受け止め、創造力をもって柔らかに応答し合うこと。授業や活動を通じて、その大切さを生徒たちは自然に体験していることでしょう。

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