校長室の窓から

2025年5月8日  青空の下、ひとつに――中央支部総体前日の風景

朝の生徒玄関前では、校風委員の生徒たちによる「あいさつ運動」が行われています。元気な「おはようございます!」の声が飛び交います。

春とはいえ、肌寒さの残る朝でしたが、生徒たちの笑顔と青空の下、清々しい一日の始まりとなりました。

今朝の3年生学年朝礼では、学年リーダーの村上恵子先生から進路選択を目前にした生徒たちへ、心に残るメッセージが送られました。「登校日を数えるとあと約7カ月。その限られた時間をどう過ごすかが、未来を大きく左右する」と語りかけられ、生徒たちは静かに耳を傾けていました。

「自分で考え、判断し、行動できる力を育ててほしい」という言葉には、3年生としての自覚と自立への期待が込められていました。進路という人生の節目を迎える今こそ、自分の目標に向けて日々を大切に過ごすこと。その積み重ねが、将来の確かな一歩になる――そんな思いが心に響く朝となりました。

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明日から、中央支部総合体育大会が始まります。

夏の全県・東北・全国大会へとつながる大切な第一歩です。放課後、バレーボール、バスケットボール、フェンシング、テニス、ソフトボールの各部が、それぞれの場所で最終調整に励んでいました。卓球部はすでに大会会場の象潟へと出発していました。

バレーボール部
バスケットボール部

フェンシング部

テニス部

ソフトボール部

ソフトボール部にとっては、今年の全県大会をもって部活動としての歴史に幕を下ろす、最後の夏となります。笑顔と真剣な眼差しが交差する練習風景には、仲間とのかけがえのない時間と、悔いなくやり切ろうとする強い思いがあふれていました。

全県総体のポスターが、選手たちの背中をそっと押してくれます。3年生とソフトボール部にとっては最後の夏。それぞれの“燃える思い”が動き出します。明日からの大会に出場するすべての選手たちの健闘を心からお祈りしています。

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