2025年4月30日 情報モラル~4月の締めくくり~
ゴールデンウィークの“中ほど”にあたるこの一週間。今年のカレンダーでは、4月26日(金)から始まる大型連休が、28日(月) & 30日(水) 〜 5月2日(金)は出校し、5月3日から再び4連休。少し不思議な感覚の一週間です。

28日・29日の出張を経て、30日に4日ぶりに学校へ。朝、正面玄関に立って驚いたのは、目の前に広がる庭の景色の変化です。



赤や白のボケの花やスズランが咲きはじめ、うるいのように見える葉っぱが顔を出し、つい先日まで土が見えていた場所は、いつの間にか緑のじゅうたんに。生徒寮聖霊ドミトリーの玄関前のツバキも立派に咲き誇っています。



朝礼では、生徒たちの清々しい歌声で聖歌「あおばわかばに」が響き渡り、新しい季節の到来を感じさせてくれました。
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年に一度開催される「全国カトリック学校 校長・理事長・総長管区長・司教のつどい」に参加してきました。今年のテーマは「美とカトリック教育 ~希望の扉~」。全国のカトリック学校に関わる多くの先生方、修道会の方々、司教様と共に、カトリック教育が大切にしてきた“美”の意味と、その根底にある希望の教育について語り合う、豊かな時間となりました。


最終日には、上智大学の正門近くにあるカトリック麹町聖イグナチオ教会での荘厳なミサも行われ、教会に差し込む光の中で、祈りとともに新たな気づきを受け取るひとときとなりました。
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さて、今日の午後は、校内で「情報モラル教室」が行われました。秋田中央警察署生活安全課さまのご協力をいただき、「SNS上でのトラブルや事件の事例とその防止について」をテーマに、実際にあったケースを交えながら、生徒たちは真剣な表情で講話に耳を傾けていました。


「美しさとは何か」という問いに向き合う教育の現場と、「目に見えない危険から自分や仲間を守る力を育てる」日常の学び。一見異なるように思えるこれらは、どちらも“人としてよりよく生きる”というカトリック教育の目指す道にしっかりとつながっています。

やさしく静かに祈りを捧げるそのお姿は、私たちの日々の歩みをそっと見守り、導いてくださる存在であることを、改めて思い起こさせてくれました。
これから迎える5月は「聖母マリアの月」です。日々の忙しさから一瞬離れて、心身に必要な癒しが与えられる4連休を迎えられますように。