2025年11月17日 文化のちからを未来へ ─ 書道部・演劇部 の活躍
11月14日(金)から17日(月)にかけて、アトリオンにて秋田県高等学校総合美術展・書道部門の作品展が開催されました。今回の企画展は、来夏、秋田県内で開催される 「あきた総文2026」 のプレ大会も兼ねており、未来に向けて文化の灯をつないでいく大切な一歩となりました。
中央地区の高校生たちは、「秋田の風物詩」をテーマに、秋田に息づく美しさをどのように伝えるか思案しながら、言葉・書体・写真のすべてを自分たちで構想し、作品として形にしました。



さらに、今回は 4名の生徒が入賞 を果たしました。入賞作品の写真を紹介します。




伝統文化を未来へと手渡す――その尊い営みを、生徒たちが確かに担っていることを感じる作品展でした。これからも一人ひとりが、自らの感性を大切に育みながら、地域の文化の光をともに紡いでいけますように。
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11月15日(土)・16日(日)、大館市のほくしか鹿鳴ホールにて開催された「秋田県高校演劇発表会」に、本校演劇部が出場しました。この大会も 「あきた総文2026」演劇部門のプレ大会 を兼ねており、来年の夏へと続く大切な準備となりました。

結果は、優勝賞・演劇協議会会長賞 の受賞、そして 東北大会出場 という素晴らしい快挙。
舞台を支えるメンバー全員の努力がひとつとなり、客席に深い感動を届けた証です。

上演作品は『ユメちゃんはいつも不機嫌』(中田夢花・村山賢志 作)。
修学旅行に行けない生徒たちの心の揺れを描いた物語を、生徒たちは丁寧に読み込み、言葉の奥に潜む痛みや希望を誠実に受けとめて表現しました。


生徒たちは 12月19日(金)~21日(日)に仙台市・日立システムズホール仙台で開催される東北大会 へ向け、さらに作品と向き合い続けます。脚本に込められた願いをより深く受け止め、音響、照明、役者がひとつになって観客へ真心を届ける舞台へと磨き上げていくことでしょう。東北大会でのさらなる飛躍を信じ、心からエールを送ります。
書と言葉、そして演技――。
異なる表現の場に立つ生徒たちが、それぞれの方法で「今」を紡ぎ、未来へ橋をかけています。
その歩みが、これからも多くの人の心に希望を灯していくことでしょう。





