校長室の窓から

2025年7月10日  一人ひとりの一歩が未来をつくる

今日もさまざまな出来事がありました。生徒たちの“自ら考え動く力”を感じる一日でした。

5月13日に実施された2025年度生徒総会の結果報告のため、生徒会長・渡部未宙さんが、昼休みに校長室を訪れてくれました。報告書には、前年度の会計決算報告と今年度の予算案、そして学校生活に関するルールの見直しの提案が丁寧に記されていました。

私は、次のようなことを伝えました。生徒のみなさんが、単に「与えられたルールを守る」存在であるのではなく、「よりよい学校生活のために、自ら考え、つくりあげていく」存在であってほしい、と。今後、先生方とも相談を重ねながら、生徒たちが主体的に考え、自らの学校生活をより良くすることができる道を模索していきたいと思います。

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放課後には、今年の冬に実施予定の「カナダ語学研修」の参加を検討している生徒の皆さんと保護者の皆様のための説明会が開かれました。このプログラムは、すべてのコースの生徒が対象で、12月下旬、クリスマスシーズンのカナダでホームステイをしながら10日間を過ごします。

昨年の参加者が体験の分かち合いもしてくださいました。

本校の海外語学研修は、昭和60年にアメリカで始まり、オーストラリア、カナダへと広がってきました。カナダでは、さまざまな背景を持つ人々が互いを尊重しながら暮らしており、その多文化共生の環境に身を置くことは、語学力だけでなく、視野や価値観を大きく広げる貴重な経験になるはずです。

「もっと英語が話せるようになりたい」「世界を見てみたい」「新しい自分を見つけたい」――そんな想いを持っている皆さん、一人でも多くの方にこの特別な機会を体験してもらえたらと心から願っています。

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また、校内では現在、聖霊祭の生徒会企画「HELLO ACTION! デコ部門賞」の投票が行われています。

HELLOカードを生徒会メンバーと交換し、自分がつくった「デコカード」をエントリーするというユニークな試み。ルーチェラウンジに展示された作品の中から、全校生徒の投票によって受賞者が決定されます。

締め切りは今週金曜日。皆さんの「これ、いいな!」と思った1枚に、ぜひ1票を!

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