校長室の窓から

2025年7月3日  一日の命を咲かせて ~聖霊祭を迎える学び舎〜

朝の光がまだやわらかい頃、いつものようにルルド館2階のプランターを訪れると、昨日つぼみだったハイビスカスが、静かに花を開き始めていました。 

昨日午後のつぼみ
今朝5時の開き始め
6時には半分ほどけて
7時半。堂々と開花

今日一日の命を精一杯輝かせるように咲き誇るその姿は、明日の聖霊祭を迎える私たちへの小さな贈り物のように思えました。そして夕方・・・

薄暗くなり始める頃には、そっと花びらを閉じていくその姿に、「一日一日を大切に生きる」ことの意味を教えられるようでした。

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放課後になると、校内のあちらこちらで、最後の準備に励む生徒たちの姿が見られました。

廊下には、工夫を凝らした装飾や小道具が並び、教室の中では、笑顔と真剣なまなざしが交差しています。

メインの食事場所となるヤンセンホールでは、明後日の一般公開に向けて、テーブルの位置や模擬店の設置準備が着々と進んでいます。今は、まだ静かですが、当日は、きっと賑やかで心温まる時間が広がることでしょう。

講堂では演劇部の生徒たちが、明日の校内発表に向けて、最終確認をしていました。

礼法室の入口は、明後日の茶道部のお点前披露を前に、清らかな空気が漂っています。

体育館では、窓から差し込む光を受けながら、ハンドベル部のメンバーが明日の演奏のための準備をしています。体育館後方には、すでに整えられた室内楽部のセッティングが、静けさに溶け込んだ空間の中で、演奏の開始を待ちわびているように見えます。


明日からいよいよ聖霊祭が始まります。
学年やコースを超えて、一人ひとりが心を合わせてつくりあげる聖霊祭です。

明後日7月5日(土)は一般公開です。
地域の皆さま、保護者の皆さまにも、生徒たちの学びと笑顔をぜひ見ていただければ幸いです。

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