2025年7月2日 学びと行事が紡ぐ、未来の自分
聖霊祭まで、いよいよあと2日となりました。
今週は月曜日から短縮授業とし、放課後の時間を使って、各クラスや部活動が一生懸命に準備を進めています。
校舎のあちこちから、準備に励む生徒たちの熱気が伝わってきます。
そんな中でも、生徒たちは授業にもしっかりと向き合っています。
昨日、1年生の礼法の授業では、茶道のお点前の練習に取り組んでいました。お辞儀や所作一つ一つに気を配りながら、お茶を点てる姿が印象的でした。


聖霊祭では、茶道部の生徒たちが心を込めてお茶を点ててくれます。その丁寧なおもてなしにふれるのも、毎年の楽しみのひとつです。
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そして今日、授業の様子を見ながら廊下をふらりと歩いていると、将来社会に出てからきっと役に立つと感じる学びがいくつも見られました。
3年生の選択授業「情報探究」では、先生の指示に従って黙々と作業する生徒たちの姿がありました。検定試験1級・2級の受験に向けて、表計算にチャレンジしていました。エクセルを使ったデータ処理は、多くの職場で求められる実用的なスキルです。


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1年D組の家庭基礎では、「命を育む」という単元で、「お腹の中にいる赤ちゃん」について学んでいました。将来、生徒たちが母親となる時には、きっとこの学びを思い出すことでしょう。


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2年D組の公共では、「租税と公債」について考え、将来の暮らしへの影響に思いを巡らせていました。いつか社会の一員として、責任を担っていく日のことを意識するきっかけになってくれたらと思います。


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そんな学びの場となっている教室には、聖霊祭に向けて作りかけの装飾や材料が所狭しと置かれ、廊下のコート掛けにはクラスの思いが込められた学級旗が大きく広げられていました。


授業と聖霊祭の準備を両立しながら、それぞれの場面で真剣に取り組む生徒たちの姿に、頼もしさを感じる1日でした。
保護者の皆さまには、当日の発表やおもてなしを通して、生徒たちが日々の学校生活の中で成長を重ねている様子をご覧いただければ幸いです。
今年の聖霊祭も、きっと心に残るひとときになることでしょう。