校長室の窓から

2025年5月30日  それぞれの輝き~総体開幕・テニス部24連覇達成~

今年も始まりました。全県高校総合体育大会!

県立体育館で行われた総合開会式には、生徒会長 渡部未宙さんと副会長 田口美和さんが選手団を代表して参加し、プラカードと校旗を堂々と掲げました。

そして思いがけない嬉しい出来事がありました。開会式の中で、昨年のインターハイで活躍した生徒たちからのメッセージが大型スクリーンに映し出され、本校のフェンシング部の生徒たちの姿が紹介されたのです。力強く、あたたかな応援の言葉に、会場中から拍手が湧きました。会場にいた他校の選手たちにとっても大きな励ましとなりました。

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テニス部は今年も快挙を成し遂げました

団体戦決勝では、写真手前で展開されたシングルス、奥で繰り広げられたダブルス、どちらも手に汗を握る白熱した試合となりました。

サーモンピンクのTシャツを着た部員たちの背中には「聖霊学園」の文字。必死の応援が選手たちの背中を押し、見事 24年連続の全県優勝 を果たしました。チーム全体で勝ち取った栄光の重み伝統の強さを改めて感じました。

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一方、校内では教育実習最終日を迎え、最後の研究授業も行われました。

地歴公民科 田村碧巳教生2A:「現代社会にみられるジレンマ問題を通して、協働はどのようにして成り立つのかを考察する」
 国語科 田能村羽瑠教生1D:「人間と文化『水の東西』(山崎正和)を読み、日本と西洋における『水』の捉え方の違いを考える」

緊張しながらも、生徒の反応に目を配り、時には笑顔を見せながら工夫を凝らして授業を進める実習生たち。その姿に、生徒たちも自然と引き込まれていくようでした。

地歴公民科 進藤絢世教生2E:「労働者の権利と労働三法を理解し、自己実現のために大切なことは何かを考える」
 地歴公民科 近藤亜紀教生1A:「通信網の発達により、私たちの生活はどのように変化しているのだろうか」

母校での貴重な経験が、今後の教職への歩みをさらに力強いものとしてくれることを願っています。

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全県総体に出場するすべての選手の皆さんへ。仲間と積み重ねてきた日々を胸に、それぞれの競技で全力を尽くしてください。会場の片隅で、生徒会長と副会長が見せてくれたガッツポーズが、まさにその想いを象徴しています。

がんばれ、聖霊学園! ひとりひとりの挑戦が、全校の誇りです!

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