校長室の窓から

2025年11月4日  カナダへの第一歩&身近な科学を学ぶ

先週は創立記念日に向けた特集記事を多く掲載したため、スペースの都合で紹介できなかった出来事がありました。3連休明けの今日、そのうちの2つの学びの場を紹介します。

① 冬季カナダ語学研修 ― 事前ミーティング スタート!

10月29日(水)に第1回ミーティング、30日(木)に第2回オリエンテーションが行われ、いよいよ冬季カナダ語学研修に向けて本格的な準備期間に入りました。

第1回のテーマは「互いを知り、カナダを知る」。まずは自己紹介を通して一緒に旅する仲間を知り、その後、社会科で国際コース3年担任でもある村越暖子先生から、カナダの地理・歴史を中心に幅広いお話を伺いました。

第2回では、近畿日本ツーリストの方をお迎えし、保護者も参加する形で詳しい説明会を実施。旅程や保険、ホームステイでの生活、通信や支払い方法などについて、具体的な準備のポイントを確認しました。

参加メンバー10名が確定し、出発まで約1か月半。次回はカナダ出身のディディ先生から現地文化について直接学びます。心の準備も整えて、実りある学びの旅へとつなげていきます。

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② 総進コース3年 サイエンスリサーチ「初めてのメディカルアロマ教室」

10月31日(金)、総進コース3年生全員がヤンセンホールに集まり、(株)ヌベール/NPO法人日本メディカルアロマセラピー協会秋田理事校の和田淳子先生を講師にお迎えして、「初めてのメディカルアロマ教室」が開かれました。

サイエンスリサーチの授業では、実験や観察などを通して「生活を科学の目で見る」ことを大切にしています。今回の授業では、植物の香りに含まれる成分がもたらす治癒力やリラックス効果を科学的に学びました。「自然の力をどう安全に取り入れるか」を考える機会となり、食べるアロマや肌にやさしい化粧品についても興味深い話を伺いました。

後半には、全員が保湿クリームづくりに挑戦。香りや触感を確かめながら、自分の手で作り上げる楽しさを味わいました。

「正しいと思っていた知識が違っていた」「科学って身近なんだ」というような気づきとともに、学びの喜びが広がる時間となりました。

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3連休明けの今日、学校の敷地内の紅葉がいちだんと色づいています。
新しい世界への準備、身近な自然へのまなざし――それぞれの学びの中に、冬へ向かう青空のような希望を感じました。

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