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2025年9月16日 生活向上の目標《時間励行》のこころ
三連休明けの今朝、秋田ではめずらしいほど澄みわたる青空が広がりました。
生徒玄関前からルルド館側の校舎を見上げると、白い雲が映える青空が一面に広がり、新しい週の始まりを明るく照らしているようでした。

今日は1年生の学年朝礼が行われ、学年主任の続隆仁先生が今月の生活向上の目標「時間励行」についてお話しくださいました。時間を守ることは、単なるルールの順守にとどまらず、周囲からの信頼を得て自分を成長させる大切な習慣であること。そして学習面や将来にも大きな影響を与えることが語られました。



本校では、毎月「生活向上の目標」が掲げられています。教室正面の聖句の横に、今月の目標が提示され、日々の生活の指針となっています。
年間の流れは右の通りです。
- 4月・11月:あいさつ・言葉づかい
- 5月・2月:静粛
- 6月・10月・3月:環境の美化
- 7月・8月・12月:親切
- 9月・1月:時間励行
この目標は、半世紀以上前から変わることなく受け継がれてきました。驚くべきことに、その内容は今の時代の私たちの生活にもそのまま生かすことができます。日常の中で自分自身の生活を振り返り、よりよく生きるためのヒントとして受け取れるのです。
渡り廊下に咲くクレオメという不思議な花。夕方に濃いピンクの花びら4枚を開き、夜のうちに色が薄くなり、翌朝には淡いピンク色に代わり、翌日の夕方には真っ白になって枯れていく――24時間の短い生涯を力いっぱい生き抜くその姿は、与えられた時間を大切に過ごす「時間励行」とも重なります。

「時間励行」という9月の目標を通して、日々の小さな実践が未来をつくる力になることを改めて感じました。自分の生活を見つめ直し、よりよい成長へと歩みを進めていきましょう!