校長室の窓から

2025年6月30日  「人にしてもらいたいことを人に」~聖霊祭に向けて~

いよいよ明日から7月。今朝、全校朝礼を行いました。体育館に集まった生徒たちの表情には、「聖霊祭」を目前に控えた高揚感が感じられました。

今週末は、校内が一年で最もにぎわう特別な二日間です。
その後には3日間の「スポーツ大会」も控えています。
文化とスポーツ、異なる舞台でそれぞれが輝けるこの7月は、まさに聖霊らしさがあふれる時間だと思います。

この特別な月を迎えるにあたり、皆さんと共に心に留めたい聖書の一節があります。

これは黄金律(ゴールデン・ルール)と呼ばれ、国や宗教を越えて人々が大切にしてきた教えです。

先週、この聖句を紹介してくれた3年C組の高橋南月さんは、この言葉を自分なりに深く受け止め、考えを文章にしてくれました。その原稿をここに紹介します。

高橋さんも述べているように、思いやりは「自分の気持ちだけで行動すること」ではなく、「相手の立場になって考えること」から始まります。聖霊祭もスポーツ大会も、一人ひとりの優しさと勇気で支えられています。

準備の最中には、思うように進まないこと、意見がぶつかることもあるかもしれません。
でも、そんな時こそ、この言葉を心に置いてください。
「自分がされてうれしいことを、自分からしてみる」。
その小さな一歩が、周りに温かい気持ちを広げていきます。

放課後の校内では、クラスや生徒会の仲間たちが一生懸命準備に励んでいました。
その様子を少しだけ写真で紹介します。

7月4日(金)は校内発表、7月5日(土)は一般公開です。地域の皆さま、保護者の皆さまも、ぜひお越しください。生徒たちが心を込めて準備を重ねた成果を、直接ご覧いただけたらうれしいです。

一人ひとりの思いやりと協力が、今年の「聖霊祭」をきっと忘れられない時間にしてくれるでしょう。
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」この言葉を胸に、みんなで素晴らしい「聖霊祭」を作りあげていきましょう。

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