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2025年4月23日 「求める」から始まる探究の1年がスタート
今週の朝礼では、マタイによる福音書7章7節の聖句が読まれています。
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」
この聖句を紹介してくださったのは、外国語科の続隆仁先生です。聖書の言葉が私たち一人ひとりへの呼びかけであり、日々の生活の中での“問い”や“願い”にどう向き合うかを深く考えさせてくれるものでした。ここに全文をご紹介します。
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「求めなさい」という聖句に導かれるように、2年生の総合的な探究の時間がスタートしました。
4月8日(月)には、2年生全員のオリエンテーションが行われ、今年度の探究の目的や進め方について全体説明がありました。

そして今日、総合進学コースでは、今年度の探究テーマに沿って合同ホームルームが行われました。生徒たちは自分の関心に応じて、分野別のテーブルに分かれました。

「食糧問題」「地域社会」「国際関係」「テクノロジー」「環境問題」などに関する様々なテーマに基づいて、班ごとに今後の探究の方向性について話し合いました。それぞれの班からは、「私たちにできることを考えたい」「自分たちの地域の現状をもっと知りたい」「もっと世界とつながりたい」といった前向きな声が聞かれました。



探究活動は、「問いを持つこと」から始まります。身の回りの出来事や世界の課題に目を向け、そこに「なぜ?」を投げかけていくこと。それはまさに、聖書の言葉にあるように、「求め」「探し」「たたく」行為そのものです。

生徒一人ひとりの「問い」が、やがて自分自身の生き方や社会へのまなざしを深めていく―そんな一年になることを願っています。