校長室の窓から

2025年9月26日 努力の実りと次への準備――前期終業式を終えて

4日間にわたって行われた1・2年生の総括テストが終了し、全校生徒が体育館に集合。前期終業式に先立ち、賞状伝達式を行いました。

夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)フェンシング競技女子個人対抗フルーレ第6位に入賞した 2年A組 成田和叶さん
国民スポーツ大会綱引競技少年女子で見事第一位に輝いた秋田県代表チームの一員として活躍した 3年B組 長沼璃音さん
秋田県即効型英語ディベート大会で優勝した 1年A組 伊藤沙羅さん・後藤羽那さん・石川空青さん
秋田県高等学校英語弁論・暗唱大会、弁論の部第3位に入賞した 2年B組 小野佑月さん。それぞれに大きな拍手が送られました。このほかにも、校外の大会やイベントで多くの生徒が成果を上げています。その努力と挑戦は学校全体の誇りです。

続いて前期終業式。聖歌「われ神をほめ」に続き、私からは、このテスト期間中、朝礼で聞いていた聖句、知恵の書7章13節の聖句を引用し、「知識を知恵へと変え、人と分かち合い、社会に生かしていくことが学びの本当の意味」であること、受験シーズンが始まっている3年生への励ましや、秋休み中の全校生への課題「聖霊ゴールルーブリック」を使った振り返りについてお話しました。最後に校歌を歌い、式を締めくくりました。

式の後は、全校生による一斉美化。半年間お世話になった教室や廊下、トイレなどを丁寧に清掃し、4日間の秋休みに入りました。

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明日は本校を会場に「秋田県私立中学高等学校教育研修会」が開催されます。秋田県の5つの私立学校から先生方が一堂に会して行われます。今日の放課後、先生たちはその会場準備を整えました。

全体講演の会場となる講堂の準備の様子

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校内の渡り廊下には、夏に咲き誇ったクレオメナデシコの鉢があります。秋を迎え、花の季節は終わりに近づいてきましたが、たくさんの種が実っています。その種は来年の春、また新しい命を咲かせることでしょう。

この夏を精一杯生き切った植物の姿は、前期を懸命に駆け抜けた生徒たちの姿に重なります。4月からの半年間で得た力を次の季節、後期の学校生活に生かし、それぞれの場所で新しい花を咲かせてほしいと願っています。

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