2025年5月15日 聖霊降臨を待ちながら、今できることをひとつずつ

今週の朝礼では、来週の金曜日に本校で行われる聖霊降臨祭に向けて、「聖霊降臨を迎えるための9日間の祈り」(ノベナ)を全校で捧げています。
ノベナとは、カトリック教会の伝統的な祈りのかたちで、大切な祝日を迎える前に9日間かけて心を整える祈りです。聖霊という校名をいただいている本校にとって、聖霊降臨祭は特別な意味を持つ日。来週の金曜日には、教会の聖霊降臨(6月8日)より一足早く聖霊降臨祭を祝ってミサを行い、その後、地域に出て奉仕活動を実施します。
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4時間目には、地震発生を想定した避難訓練を実施しました。今回は震度5以上の強い揺れを想定し、各教室からの避難経路を確認しながらグランドへと避難しました。


飯塚教頭先生からは、非常時に自分と周りの命を守るために日頃からどのような備えが必要かについてのお話がありました。災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ、「わかっているつもり」ではなく、「いざという時に行動できる」ことが大切です。
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午後には、県の高文連(秋田県高等学校文化連盟)の関係者が集まる会議に出席しました。来年の夏、秋田県で開催される「全国高等学校総合文化祭(あきた総文2026)」に向けての準備が進む中、大会のマスコットキャラクター「あきたぽ」がお披露目されました。


黄色のもこもこした姿が印象的なあきたぽは、なまはげのツノを持つ秋田犬の妖精だそうです。秋田の稲わらを使ったミノボッチと雪ぐつを身にまとっています。愛嬌があって可愛いです。
全国高等学校総合文化祭は、全国の高校生が芸術文化活動の成果を発表する、いわば“文化部のインターハイ”。本校の文化部の皆さんにも関わりのある大きなイベントです。

毎年この時期、聖霊降臨が近づくと花開くシャクヤクの花。その凛とした美しさと生命の輝きに、聖霊の息吹を感じます。一つひとつの出来事や出会いが、私たちの心を耕し、やがて実を結んでいくことを信じながら、新たな一週間へと歩みを進めていきましょう。